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過去記事再投稿【6年目の気仙沼】

【過去の記事が消えてしまっていたので再投稿します。一年ごとに気仙沼の現状を教えてもらっていますので過去記事から併せて読んでもらうととてもわかりやすいです】

3・11から6年。ツタエテガミプロジェクトも2017年6月で活動をはじめて6年になります。
中々現地がどういう状況なのか知る機会がほとんどない中、今年も「6年目の気仙沼」について教えていただきました。
お応えくださったのは、いつも気仙沼でプロジェクトのお手紙を配って下さっている
気仙沼出身で街の復興に尽力している一般社団法人ボランティアステーションin気仙沼のSTAFF畠山 輔さん。
質問1 気仙沼の良い所。魅力はどこですか?
A.気仙沼市良い所はズバリ!海の幸お魚がおいしい事と、実は気仙沼ホルモンや
山菜等山の幸もあり、あまり都会にはない海と山に囲まれた所だと思っております。
また文化も源氏の伝説等の由来から、皆鶴姫の伝説や、鹿折金山等沢山の伝承地や独自の文化もあります。
とにかくっ!1度来て頂いたらその素晴らしさにリピーターになる方が多いと言われております。
ぜひ遊びに来てください!!
質問2ボランティアステーション㏌気仙沼さんはどんな活動をしているんでしょうか
仮設住宅や災害公営住宅にはいってコミュニティ作りをしているのと防災教育と既存自治会の
バックアップをしています。既存自治会と仲良くなると、仮設住宅や公営住宅を受け入れる時に、
新たに住む人と元々住んでいる人とを繋げることができるので上手くコミュニティが作れるんです。
何もないところで新しい自治会を作るならいいのですが、既存の自治会ところに新たに入るとなると
受け入れる側が少しでも公営住宅ってこういうものだっていうのを勉強していれば上手く馴染める。
現在、市内にある公営住宅では半数以上が高齢者でそのうち3割が独居になっています。
今までの災害(阪神大震災や中越地震など)の経験から、問題(孤独死)が起きる公営住宅と
そうでないところの差は既存の自治会とうまく交流しているところ、要は見守り体制などが
できているところは問題が比較的おきづらいということが分かっています。
質問3 震災から6年、今の様子をおしえてください
一年前に比べて※災害公営住宅が8割くらい完成しているので相当数の方が仮設から動かれてます。
今は仮設住宅に住んでいる人がだいたい3割から4割くらい。あと2・3年経てば仮設もなくなる予定です。
※【災害公営住宅】災害で家を失なった被災者のために自治体が国の補助を受けて供給する住宅
先日行ったところは最初40~50世帯あったところが今は5世帯くらいしかなくて、お茶会などを開いても
参加者が2人だけといった様子です。こうなると防犯の面でも何かしら対策しないといけなくなってきています。
反対に災害公営住宅でお茶会をすると40~50人来てくれます。ツタエテガミのお手紙はそこに置いていて
興味あるかたに持って帰ってもらっています。何人か返事書いたよって声も聞いていますが、
返事を書くってところまで行くのが色んな状況の方が居ますので中々難しいところです。
ですが、いいねいいねって持って行ってくれるかたすごく多くて、意外に男性の方もいらっしゃったり、
お手紙やカードを部屋に飾っている人もいます。
お手紙を頂いて大変励まされ喜ばれている場面をみると、このような草の根的支援を通じて、
継続して被災地である気仙沼を想ってくださっている人々や活動をしてくださる方に大変感謝しております。
あとは今後の展開として、家にはいるんだけど交流会とかに出てこれなくて気になっている方に
ピンポイントに渡せないかということを少し考えています。
今は自治会長さんに教えてもらってそういう方のお家に見回り訪問しています。
最初は受け入れてもらえずに文句いっぱい言っていた方も最終的には帰んないでもうちょっといろ、と言われたり。
必要とされているのに、見回りしてる団体とかも減ってきているし、当団体もスタッフが3人しか居ないので、
その人数で回れるところ回っています。なので一日2か所くらいしか回れない。
地元団体がなくなってきているし助成金とかも減ってきているので。
でもこれからもっともっとそういう草の根的な支援が必要とされてくる。
最終的には地元の人が地元のために動くのが基本だと思っているので…
団体の運営も頑張らないといけない状況です。
そういう状況でコミュニケーションを必要としているけれど外には出れない方にはお手紙が
いいきっかけになれればと。
街の景観としては防潮堤は徐々にでき始めてきていて、当初の防潮堤でもめていた時よりは
人も徐々に落ち着いてきています。防潮堤作るときは意見が割れて市内を二分するような予兆もあったのですが
徐々に落ち着いてきています。
津波が来たところのかさ上げ工事とか公営住宅や新しい商店街とかもできてきているので、ここ一年ぐらいで
どんどん様子が変わってきていて道路が毎回通るたびに違うところもあります。
あと、公営住宅って土地計画、復興していくところのど真ん中に建っているところもあって
そうやって周辺はどんどん変わっていくけれど自分達だけ公営住宅に取り残されている風に思っている人たちも
いるんです。本当にコミュニティ作りの必要性を感じています。
なので当団体では去年から「ミニコミ誌」というのを作りました。
内容は公営住宅の人からのいろんな投稿をそのまま載せた
ものなんですが、それがすごく好評です。今はまだ幸町という160世帯くらいの公営住宅一か所で
やっているんですが今後もうちょっとそれを広げていってあと2・3か所くらいでできないかなと思っています。

【ボランティアステーション㏌気仙沼】
2014年の3月から「ツタエテガミプロジェクト」のお手紙を仮設住宅や公営住宅を中心に
お届けしてもらっています。活動内容をくわしく知りたい方は
「ボランティアステーション㏌気仙沼」でWEB検索
日々の活動や、気仙沼の情報がたくさん載っています。
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★みなさんの聞きたいこと、知りたいことも募集しています。
tsutaetegami@gmail.com まで。お応えできる範囲でお応えいたします。
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プロフィール

ツタエテガミプロジェクト

Author:ツタエテガミプロジェクト
2011年6月より神戸・岡本で活動中。

東日本大震災の被災地である宮城県に住む人との文通を通じて、一対一のこころの繋がりを作るきっかけになればと思い
活動しているプロジェクト。
ひとりひとりが繋がって長い心の支え合いを目的としています。

ツタエテガミプロジェクト代表
稲冨歩美・早瀬友季子

★お問い合わせ★
tsutaetegami@gmail.com

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